2015.02.13 和綴じ茶碗
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和綴じ本を模した茶碗、金野 剛(かのう つよし)という人の作品
右綴じであるから、こちらが正面ということなる

茶道上田流門下・和風堂発行の「上田宗箇流茶道」という入門書が和綴じ本であった
昭和三十一年十月の初版で、私の持つのは昭和四十五年九月の第三版もの
それ以降は洋本様式となり、今ではB5からA4型のカラー本となっている
右綴じ縦書きの形態は残されているものの、流儀の連絡書簡は横書きが多くなった
私はメモ取りも縦書きのままで来ているので、横書きには中々馴染めない
近年、世の中はA4横書きが大勢を占めて来ているが、茶の世界はB5縦書きでありたし
このブログも縦書きであれかしと願うこと頻り

因みに、千年以上前の本が数千冊も残されているのは世界の中で日本だけとか
現存する世界最古の紙印刷物も日本の百万塔 陀羅尼(ひゃくまんとう だらに)
宝亀元年(770年)、称徳天皇が鎮護国家と滅罪を祈願するために作成したもの
百万の小塔に納め、奈良の仏教寺院に奉納された陀羅尼で塔は百万塔と呼ぶらしい
陀羅尼 (だらに)、梵名ダーラニーとは、仏教において用いられる呪文の一種だと云う
私は腹が弱く、吉野・修験道の秘薬「陀羅尼助丸」を常備薬としている、ホンに、よう効く

子供の頃、先生に云われたのは「背の高さを超えるぐらいの本を読め」であった
私は背が低いので、何か得をしたような気になった想い出が残る
考えてみると、和綴じの本は立てて本棚に並べるより、積み上げて置かれる方が普通
そして親に云われたのは「本を踏むな」、その所為か今以って本を踏むには気が引ける
確かに、和綴じ本の装丁は中の紙と余り変わらないので、踏むと傷み易いものと解釈した
その解釈は少々違っていたようで、本への敬意から来たものだと人から教えられた

私は囲碁でも局面の「勝手読み」を指摘される、本にも勝手読みをしていたようだ
最近は読書量がめっきり減った、目が持たないのである、酒の所為かな
まま、日本の本文化は世界に冠たるもの、古来から識字率の高さは世界一
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