2015.02.17 青文字の芳香
2015021615380000.jpg
昨日の床、花は青文字と美女撫子(びじょなでしこ)、軸は良寛の拓本

青文字は台湾原産の落葉小高木、材は爪楊枝に用いられるという
私は知らなかったが、日本でも近畿以西で自生するらしい
果実にはレモンのような芳香と辛味があり、香辛料として利用されるとか
塾生が教えてくれたので、実を採って潰すと芳しい香りがした
美女撫子は別名を髭(ひげ)撫子とも呼ばれる一年草で、バルカン半島原産
そう云えば、昔の歌謡曲で「うちの女房にゃ、ひげがある~♪」というのがあった

軸は読み辛いが、「 不語似無憂」と書かれている
千峯雨霽露光冷(せんぽうあめはれて、ろこうすさまじ)
君看双眼色(きみみよそうがんのいろ)
不語似無憂(かたらざればうれいなきににたり)

これは大燈国師の句(千峯…)に白隠禅師が下(君看…)をつけたものとか
色んな人が色んな解釈をしているようだが、如何であろう
相手の両目の色を見れは、云わずとも心の憂いが解るというのであろうか
それとも、語れないほどの憂いをじっと堪えているというのであろうか
まさか、俗に云う「目は口ほどにものを云い」では良寛はんに怒られるかも

まま、青文字の芳香でここは紛らわそう
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/615-475bc773