2015.02.25 長寿企業
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兼六白菊、大菊であるそ

一昨日の夜中、眠りかけの十一時過ぎに携帯が鳴った
起きて置いてある場所に行くと鳴り止んで、今度は家の電話が鳴った
和歌山の碁仇からであった、「二十八日の対局は延期してほしい」と云う
承知の旨を答えながら、そんな話をこの夜更けにと訝しく思っていると
「さっき、親父が死んだので、あれこれと用事が多くなるから」ということであった
今この時間に、携帯と家の電話に律儀と云うのか、多少気が動転していたのか

彼の会社は去年三月に株式上場を果たし、創業者の父君はそれを見届けている
享年九十二歳といえば、息子の親孝行としての思いを込めた株式上場であったろう
ふと思うに「マッサン」の実話、マッサンの姉の息子で養子にした竹鶴威(たけし)氏
ニッカ二代目社長として活躍され、昨年の十二月十七日の老衰で逝去ということ
「マッサン」とニッカの人気が盛り上がって来た途中であり、それを惜しむらくと云うか
或いは「マッサン」がNHKで放映されたのを見届けて、満足と云うかは微妙だろう

日本人には伝えていく使命感というものが、世界の中でも際立っているようだ
ギネスの統計では二百年続く会社を長寿企業と呼び、世界で5586社あるという
その半数以上の3146社が日本にあり、ドイツに837、オランダ222、フランス196
千年以上続く会社は世界で12社、その中日本が7社ということである 
会社だけでなく、宗教、伝統文化にも云え、支那・朝鮮で失われたものが日本で残される

その理由として「本業重視」「信頼経営」「透徹した職人精神」「血縁を越えた後継者選び」
「保守的な企業運用」「外国からの侵略が少なかった」「職人を尊重する社会的雰囲気」
など挙げているが、私は「国体」の継続が最も大きいと思っている

「抹茶」もその一つで、宋代の大陸文化にあったものが、日本だけに残った
「茶の湯」は五百年以上の歴史を持つ、残していきたい
和歌山の友人と一緒に事業の立ち上げに加わったもう一人、私の大阪の友人である
彼も四代目社長で会社は百二十年の歴史を持ち大    阪・東京を拠点に頑張っている
今日、通夜で一緒するが、この二人の友人の会社も長寿企業になることを祈り
其れで以って、故人の霊を送りたい
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