2015.03.08 ハチ公命日
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昭和二十八年に発売された郵政省発行二円普通切手、図柄は「秋田犬」
平成十四年十月一日に発売中止、普通切手として今も有効である

去年三月三日、エゾユキウサギの図柄で二円普通切手が十一年半ぶり発売された
其れで以って、「秋田犬」の二円普通切手の寿命は途絶えたと云って良いだろう
形式的には未だ有効ではあるが、蒐集家の間で取引される「商品」となっている
云わば、三月三日は「秋田犬二円普通切手」の事実上の命日である
昭和二十八年当時の郵便代は封書は十円、葉書が五円であり、二円は有用であった

実は今日、三月八日はあの「忠犬ハチ公」の命日である
「ハチ」は大正十二年十一月一日に今の秋田県二井田村(現・大舘市)に生まれた
東京府豊多摩郡渋谷町(現:・渋谷区)に住んでいた東大教授・上野英三郎に貰われる
代金は三十円、当時の小学校教員の初任給は五十円位、三十円はそこそこ高いかも
ハチ来て一年半経った大正十四五月二十一日、主人・上野は脳溢血で倒れ、急死
ハチは、この後三日間は何も食べなかったという、そして毎日渋谷駅で主人を待った

以上は「忠犬ハチ公物語」として、日本だけでなく世界にも知られた話である
あのヘレンケラーも物語に感動し、来日した時に「ハチ公の銅像」に触れている
昭和十二年に秋田市からヘレンケラーに秋田犬が送られたが死亡、また一頭送ったとか
最初に送られた渡米一号の秋田犬の名は「神風号」、因果を感じるがヘレンの思いは如何に

先年、秋田県はロシアのプーチン大統領に「秋田犬」を送った、あのソ連のプーチンにである
不可侵条約破棄、満州での暴虐非道、樺太真岡郵便局の悲劇、千島略奪、シベリア抑留
日本とソ連(ロシア)は未だ平和条約の締結はなされていないのに、秋田県のこの仕儀や・・
しかも犬の名は「ゆめ」、秋田県庁のビヘイビアには問題が有るが、秋田犬には問題は無い

ところではあるが、渋谷駅のハチ公の銅像の除幕式にハチは臨席しているのだ
昭和九年四月二十一日、渋谷駅前に「忠犬ハチ公像」が設置され、盛大は除幕式が行われた
発起人の日本犬保存会の初代会長斉藤弘吉、上野婦人、ハチ自身と三百人もの著名人が参加した
前月に開催された「銅像建設基金募集の夕」には、約三千人がハチを見ようと集まったとか

生存中に自らの像が作成・設置されたハチであったが、除幕式の翌年、昭和十年三月八日の早朝
ハチは渋谷川に架かる稲荷橋付近路地の入口で死んでいた
この時、ハチ公像の周囲は花環で埋まり、大勢の人々が集まってハチの死を哀れんだという
実は今のハチ公の銅像は二代目である

戦時中の日本は金属不足に苦しみ、ハチ公の銅像を撤去・解体することとなった
昭和一九年十月一二日にハチ公像に日の丸のたすきがかけられ、出陣式が行われた
そのハチ公像が実際に溶解されたのは終戦の前日の昭和二十年八月十四日であった
溶解されたハチ公は機関車の部品となり、東海道線を走ることになった、とか

今日はハチ公の命日、忠犬を偲ぼう
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