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松尾流の待合の花、洋物が5・6種入っていたが花名は分らない
流祖・松尾宗二(物斎)は千宗旦の門人、表千家から名古屋に派遣された

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庸軒(ようけん)流の床の花、レンギョウと椿「壷中の夢」のニ種
流祖・藤村庸軒は千宗旦に茶を学び、表千家とも縁が深いが、血筋は絶えている

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武者小路千家(官休庵)の床の花、椿「朴半・ぼくはん」一種
流祖は千宗旦の次男・宗守、養子に出て塗師となったが千家に復帰
花入(瓢箪・ひさご)は先々代の家元のもので、席主から聞かされた一興
「生りひさご 酒をば花に 入れ替えて 参れや参れ お茶の一服」

この二十一(土)・二十二(日)は大阪美術倶楽部でチャリティー茶会があった
表千家・裏千家・武者小路千家・薮内流・宗徧流・松尾流・庸軒流の抹茶席
そして松風清社・一茶庵の煎茶席も参加したものである
塾生の皆さんにはメジャーである表と裏さんを見て、後は好きにどうぞと云う
私自身は女房殿と上の写真の三席、松尾流・庸軒流・官休庵の席に入った

官休庵の席主は、当流が茶家の仕組みを取り入れる時にお世話になった御仁
心ばかりの「水屋見舞い」を届け、四十年来の旧交を温めさせてもらった
もう齢八十二となられ、足が弱られたご様子であったが、気は矍鑠たるもの

袴姿で行ったためか、三席とも主客の場に坐ることになった
他流の見学では参考になることや反面教師に出来ることもあって勉強になる
塾生が多くのことを学び吸収してくれているであろうと、次の稽古が楽しみである

蛇足話
ある席主の方が「炭点前」のことを長々と述べられておられた
大阪の池田が炭の産地なので「池田炭」と云うのだと、少し誤解されていた節があった
実は、池田は炭の集散地であって、池田から出荷されたものが「池田炭」と呼ばれた
コーヒーの「モカ」や牛肉の「神戸牛」と同じく、出荷地が商品名称になったものである
産地は摂津、今の川西市・能勢・豊能辺りのクヌギの黒炭が菊炭として名が通った
席が終わった後に、そのことをコッソリ親切心で席主に耳打ちしたら、嫌な顔をされた
どうも、私は人に嫌われやすいタチであると再認識した
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