2015.04.25 牡丹と釦
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牡丹(ボタン)の花、知人の庭に植わっていたもの、盛りを過ぎかけたと知人は云う
ボタン科ボタン属(Paeonia)の総称、 別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」など多数

支那・清朝では国花として扱われたようだが、中華民国では梅を国花とした
中共では、今だに国花の指定は為されていないようだ、花より団子では中華が泣く
茶花、つまり茶席の花に牡丹と桜は使わないとされている
それは、富貴故にということだが、特別な時、正月なんかでは使われることがある
桜は、先ず使われることはないようだが、茶の古文書には桜を使った記録が残る

さてボタン、花ではなく服の釦(ボタン)、それも天然貝の釦は奈良が全国一の産地
海のない奈良ではあるが、明治半ば頃から始まった貝釦の生産は今も続いている
近年になり、プラスチック製の釦が普及して奈良の貝釦産業は五分の一以下に減少
しかし、高級服は今でも貝釦が使われているので生産は続けられている

釦というものは茶の世界と離れた存在というか、和文化には使われて来なかった
欧州の文化では釦に拘りを持ち、自分達の好みを大事にして名前を入れたりもする
日本でも、上流階級と云われた人達の間では、この欧州文化の風習に染まったいたようだ
今でも、「高級テーラー」と称されるところでは「マイネーム釦」がステイタスの象徴でもある
私には「マイネーム釦」という衣服は一着も無い、「下級テーラー」の吊るし服ばかりである

私のボタンの想い出とは、ボタン鍋と釦の掛け違いのことぐらいである
今となっては詮無い話であるが、出来るなら掛け違いを直しておきたかったこともある
そんな思いがツト蘇る、長生きとは何だろうか、アホは長生きするとか聞くが・・早よ死の
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