2015.04.28 群れ
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スイバ(蓚・酸い葉)はタデ科の多年草、ギシギシという地方名もある、雌雄異株

スカンポなどの別名で呼ばれることもあるが、イタドリの方言名としても使われることが多い
北半球の温帯に広く分布し、田畑や道端によく見られる、花は春から初夏にかけて咲く
葉を噛むと酸味があって、それがスイバ(酸い葉)の語源となっているということである
大正十二年に木原均と小野知夫によって、スイバがX染色体とY染色体を持つことが報告された
これは種子植物に性染色体があることを初めて示した発見の一つであるとか

私の子供の頃は、スイバをスカンポと呼んでいた
実はイタドリというのがスカンポだと知ったのは随分後の高校生の頃である
では、私達が云っていたスカンポ(スイバ)は何という名か、知らないままでいた
茶を初めて、これまでとは違う感覚で野草を見ることになって、「スイバ」と初めて知った
スカンポ(イタドリ)はポキッと折れて皮も剝き易く、味も中々でおやつ代わりによく採った
然し、スイバは確かに「酸い葉」ですっぱかったが、時々には採ってしがんでいたものである
欧州では、スイバの葉をスープやサラダに使うために栽培されているらしい

スイバで思い出すのは小学校低学年の頃の野山や川縁での子供集団遊びの光景である
当時は十分なおやつが無いため、子供の集団遊びは半ば自然食の採取を兼ねていた
秋の野山で柿や栗・アケビ、春はタケノコや野イチゴ、そしてスカンポ(イタドリ)であった
何も収穫のない時には、このスイバをしがんでいたもので、そのままほろ苦い想い出である
五・六年生のガキ大将に率いられた子供集団は一つの「群れ」であり、群れの掟を守って遊んだ
ガキ大将に少々悪戯をされても、我慢して付いて行ったのは、頼りになる存在だったからだ
何かの時、例えば他の集団ともめた時には、皆を守って大将は戦ってくれたものである
大将が負けると、我々は黙りこくって引き下がり、離れてから相手に向って「お前らアホー」

考えてみると、我々の祖先である猿は「群れ」で生活していた
群れとは人類で言うところの「社会」や「社会の単位」、そこにはボスがいて階級社会があった
然し何故に、猿も人も群れるのか、組織で行動するのかというと、答えは単純明快である
「個は弱くて不安定」ということに尽きる
人家の集落周りの野良犬は何とか生きることが出来ても、一匹オオカミには生きる術は殆ど無い
野牛や山羊で、群れから離れて一匹で生延びることは、野生の世界ではまず不可能である

そんな野生の世界で群れを失くしたリカオンがジャッカル親子と接点を持った話があった
昨日の稽古で話題となったが、私はその「YOUTUBE]の動画を三回も見た
感動があり、納得もした

https://www.youtube.com/watch?v=yjKtiWcGN68
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