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黒田ならぬ秋篠川でユッタリ泳ぐ鯉、五〇センチ程度の大きさのものが群れていた

恐らく、この鯉は日本古来の「野鯉」ではなく、飼育種の野生化した鯉であろう
もう野鯉は四万十川など自然豊かな大きな川の底や琵琶湖にしか居ないと云う
野鯉は水面近くを泳ぐことはなく、川の淀んだ深みで二・三十年位は生きるとか
飼育種の鯉は稲作と共に日本へ来て、池や田圃で飼われ生域を広げたものと云う
食用に飼育した鯉が繁殖して、野川や池に出て、在来種の野鯉等の生息域を侵食
従って、飼育種の鯉はブラックパス同様に日本の淡水生態に害をなす魚と云える

淡水魚の鯉・鮒・ナマズ・メダカなんぞが、水域の繋がらないところにも棲息すること
私には、それが不思議で調べてみたことがあった、それで知り得たことが幾つか
先ずは、魚卵の付いた藻や水草が鳥に運ばれるという鳥の介在論、まま納得
次に洪水論、確かに今でも、水系の違いを越えた大洪水が時々発生している
太古、氷河期の終わりの頃は海面位が下がっており、氷河が溶ける洪水範囲は大

成る程と各論に納得したが、もう一つの話、淡水魚の一次性と二次性には括目した
コイやナマズなど、淡水中で生涯を送るものを純淡水魚(一次性淡水魚)と云う
ウナギやアユのように、一生の一時期を海水中で過ごすものを通し回遊魚
ボラやスズキなど海水魚・汽水魚であるものが淡水域に侵入するものを周縁性淡水魚
メダカのように通常は淡水で偶発的に海水域に進出しうるものが二次性淡水魚

絶滅危惧種となっている「日本メダカ」、我が家の火鉢のメダカ水槽は写真でも掲載
この小さなメダカが海の中へ出て、また陸に入って自らの生息域を広げていたとは・・
人は見かけに因らぬものと云うが、魚も見かけに因らぬものと、ある種の感慨を持った
それともう一つ、淡水は地球の水のコンマ01%も無いが、魚種は半数を占めるという
アマゾン川だけの生息魚種が大西洋の生息魚種より多いともいう、唸ってしまった

森と水を大切にする日本古来の心、持ち続けたい

五月晴れ 鯉に恋する 黒田圃 ・・・ 広島を掛けたが、我ながら駄作
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