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苦瓜(ニガウリ)の花、花言葉は「強壮」
沖縄ではゴーヤー云われて、その名称が全国区になりつつある
正式和名はツルレイシ(蔓茘枝)だそうである
ビタミン・タンパク質が豊冨で、血糖値とコルステロール値を下げる優れモノ

 茶の湯の世界では、昔から「目利き」ということが云われている
数寄者或いは名人と呼ばれるには「目利き」が条件とされたようである
「目利き」とはモノの値打ちが分り、その価値を引き出せる眼力だろう
勿論、モノの真贋を見極める目も十分に備わっているハズとされる
要は「偽り」を見抜く眼力というのが反面で云えるところである

 古今東西を問わず、絵画や陶芸という美術品の世界では贋作作りが行われている
面白い例えだが「贋作の名人」と呼ばれる人も居たという
興味深いのは、贋作の名人の技量は本物の作家のそれを上回ることもあったとか
これをどう考えると良いのだろうか、本物より上手に出来ろ偽物作りとは?

 思うに、技量だけでは世に残る名作名品、茶の世界でいう名物は出来ないもので
時を経て、尚更に、人の心に感動を与えるものとは、何かがあるのだろう
世に名作とされるもので、その作家が亡くなった後に高い評価を得たものも多い
その作家の生存中は世間から相手にされず、貧しさの中で世を去った話しもよく聞く
恐らくは、どう見せよう、どう見てもらおうとかいう感覚が疎かったのかも知れない
自分の思いや感性に動かされて、自分の作品に向かったのであろう
そして世間の目の無さに虚しい思いを持ったままで、人生を終えたのだろう

 この真贋のこと、「モノ」だけが対象ではなく、人にも云えそうである
自問自答すれば、自戒の要有りである
体のためには苦瓜を食し強壮を得よう、そして心のためには・・
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