1無題
青山ミツ、クーデンホーフ光子である、明治七年東京生まれ昭和十六年八月死去
明治二十九年にオーストリア貴族の夫と共に二児を連れ渡欧、日本には帰らなかった
ゲランの香水にその名・ミツコが使われているように、欧州で一番名高い日本女性

ミツの結婚は一族の猛反対、毛頭との結婚、つまり羅紗緬(らしゃめん・外妾)の拒絶
当時の日本人の感覚は、今の世の風潮に比べ、極めて健全であったと云える
一族と縁切りした形になり、日本に一度も戻ることなく彼の地で生涯を終えた
東洋の未開国という差別を受けたが、彼女の所作・振る舞いの品位がそれを退けた
彼女の辞世の句とも云える和歌が残されている

年老ひて 髪は真白く なりつれど
 今なほ思ふ なつかしのふるさと

そして、亡骸は日の丸に包んでほしいと云い残したという

実はミツ、「汎ヨーロッパ、欧州連合の母」と呼ばれている
今、ギリシャ問題で渦中のEU(European Union)欧州連合である
ミツの次男、東京生まれの青山幸次郎が欧州連合の理念を説き主宰した
ドイツ語名はリヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホーフ=カレルギー
まま、EUのこと、日本と因縁があると云えばあるが、無いと云えばない

今回のギリシャ問題では北欧系では非難され、南欧系ではギリシャに同情的とか
ここで気付いたこと、欧州の白人国家と思われがちであるが、北欧と南欧は違う
それは人種や民族・文化・宗教というより、男性のY染色体遺伝子が違うのである
古代ユダヤ人やフェニキア人等の流れを汲む地中海沿岸に多い「Y遺伝子E型」
この遺伝子は北欧やユーラシア・アメリカの人種には見られず、インドに散見する

それがである、Y遺伝子の絶滅危惧種古代遺伝子といわれるものに同系のD型があえい
その貴重な古代遺伝子D型の最大集積地は日本列島、すなわち日本人男性の遺伝子
他にはチベット・ブータンの山岳地と絶海地アンダマン諸島の男性だけである
つまり、地球上の僻地だけで生き延びているのがD型、それは縄文人の遺伝子でもあった
ま、あのギリシャ国民の中に、我々の遠い親戚がいるとは・・

このこと、前に少し触れた人類の出アフリカ、約七万年ぐらい前のことに話が遡る
今回は、EUとギリシャの関係には僅かほんの少し、日本との繋がりがあること記す
前に記した沖縄人の遺伝子が原日本人というか、日本人の基層を為している話に繋がる
その先は、日本列島に拡がっていた「振り茶」の習俗にも繋がると、私には思われる
続く
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