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Y染色体遺伝子E1b型の分布図、北アフリカから地中海沿岸、ギリシャ・バルカン半島に多い

さて、「出アフリカ」をした集団は、更に三つの遺伝子集団C・DE・FR型に分れたこと
そして、C型とFR型の辿った道程と分布の状況は前回の記事にした
今回は話の玄旨である、DE型の「出アフリカ」後の話に入ることにする、バンバン(講談師)

DE型遺伝子は、YAP (ヤップ、Y-chromosome Alu Polymorphism)という変異で定義される
YAPとは、古代に起きた「M1」と定義される変異の痕跡(SNP)を示すのものとか
何らかの要因によってY染色体上のDNA配列に挿入されたものとか云々、私には意味不明
YAP変異をもつ系統はハプログループE系統とハプログループD系統に限られているとか
特に、D系統は世界的には極めて珍しい希少な古代Y遺伝子型であるいう

「出アフリカ」後、インド半東西部辺りに居たDE系統も、三つに分かれ北と東へ西へ向かう
この時辺りで(五・六万年前?)、DE祖型からE亜型とD亜型の遺伝子形態に分れる
北へ向かった人たちは中央アジアからシベリア南部へ、東へ向かった人はスンダランドへ
この北と東へ向かった人達がD型になり、西へ向かった人達がE型になったとされる

このE型はあろうことか、今の中近東まで来てからアフリカの地へ出戻りした者がいた
メソポタミア、レバント(東中等)、地中海沿岸、エジプト、エチオピア、タンザニア、ケニア
更に西南アフリカから中央アフリカの黒人・ニグロとなり、奴隷としてアメリカ大陸へ
ケニア人の父を持つオバマ大統領はE型、ユダヤ祖日本人説も当たらずとも遠からじ

中東からギリシャ・バルカン半島に入ったE型は、オーストリア辺りまで進んでいる
地中海の海洋民・フェニキア人、アラブ諸族は南欧に入り、ラテン系欧州人となる
北回りで欧州に入ったゲルマン系の北欧人とラテン系南欧人は基の遺伝子から違っている
ゲルマン女のメルケル首相とギリシャ男のチプラス首相とは論理が噛み合う訳がない
ラテン系のイタリアやスペインがギリシャの同情的スタンスをとるのも、頷けるところ
因みに、ゲルマン至上主義でユダヤ人殲滅を図ったヒットラー、遺伝子がE型とは皮肉

これで、漸くギリシャの話まで来た、次は原日本人となるD型の話に移りたい
D型の人は「分かち合う民」となった故に、他の遺伝子を持つ人々に追いやられ、消えて行った
考えてみると、新人・ホモサピエンスとは残酷な生物である
先に居た、原人や旧人は全て新人に滅ぼされて、この地球上から姿を消した
D型の最大集積地が日本列島、次に山岳のチベット・ブータン、絶海の孤島アンダマン島
D型種族の居る場所は、世界中で其処だけとなった
続く、茶の話に行き着くまで・・
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