2015.08.04 現の証拠
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裏の神社の竹藪で見付けたゲンノショウコ(現の証拠)の花、フウロソウ科
生薬のひとつで和名は「実際に効く証拠」を意味、玄草ともいう
種子を飛散させた後で果柄を立てた様から神輿(ミコシ)グサとも呼ばれるとか

ゲンノショウコは、古くから下痢止めの妙薬とされる民間薬で古くの書に
「根苗ともに粉末にして一味用いて痢疾を療するに効あり、故にゲンノショウコと言う」
という記述があり、そのことから「現に良く効く証拠」が名の由来になったとか
優秀な整腸生薬であることから、イシャイラズ(医者いらず)の異名も持つ

女房殿は時代劇の大ファンであったが「水戸黄門」を最後にTVドラマ番組から消えた
その後はテレビ番組の多様化もありCSやBSで時代劇のビデオ版が流されている
女房殿に付き合って観ていると、女房殿の好みが見えて来た
一番が「暴れん坊将軍」、二番が「大岡越前」、三番が「剣客商売」である
そして女房殿の曰く、「悪者は、尾張藩と薩摩藩と北町奉行や、役者で分る」とか云々
まま、幸せというか単純というか、女房殿の思考回路は真空管が一本である

ある時、「遠山の金さん」を観ている女房殿に、私が「金さんは北町奉行やで」と云う
すると女房殿の曰く「加藤剛の方が松方弘樹より品格がある」とオヌカシ下さる
そんな中で気が付いたのは「証拠」、南町でも北町でも、お白砂の場で出る常套句
白砂の見せ場ば、「証拠・証拠とやかましい、では見せてやる」との奉行の台詞
で、私は「証拠」と云う言葉は江戸時代に使われたのかどうか気になり調べてみた

明治の日本で西洋文献の和語化が行われた時のものかと思っていたが違った
江戸カルタにあったのである、それが「論より証拠」である、つまり「現の証拠」
要は、江戸者社会は証拠好き、証拠がなければ何をやっても良い・・?
ついでに云うと、大阪カルタと京カルタの「ろ」では
大阪カルタが「六十の三つ子 」、京カルタが「論語読みの論語知らず 」である

「六十の三つ子」とは、還暦を過ぎると子供に還っていくという話らしい
京者の「論語読みの論語知らず 」、京都の坊主は「弄言振りまく破戒僧」か
では、ここ奈良の「ろ」のカルタ・・、「浪漫満つる奈良大和路」
この私が「現の証拠」(^^)



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