2015.08.20 番茶の振り茶
1無題
茶の花、山茶花(サザンカ)と共に茶席では使わないとされている
その曰く、「茶」という字が含まれているので無粋(ぶすい)とかなんとか
そこで「山椿」とかの名にして使う人も居る、なかなか粋(すい)な話

話が逸れるが、今年の夏の新聞・テレビは例年より戦争物が多かった気がする
気付いたことは、ますます現在の価値観で当時の話を作る感がみられたこと
本当の戦争体験者が減れば減るほど、この傾向が強まるのであろう

盆前に伊賀越えで読んだ中日新聞の読者投稿欄にはアングリとした
沖縄で日本軍は住民虐殺をし住民の食糧を奪った云々とあった、投稿者六十二歳
戦争体験談の中に混ざっての安保法案反対意見、新聞社の邪心が見てとれた
戦争は嫌、平和が大切、命を尊ぶ・・誰もが百も承知、二百も合点である

沖縄や広島の慰霊祭で安倍首相に罵声が浴びせる人々が居たことに愕然とした
国民を代表して献花する日本の首相に、日本人が為すべき態度ではなかろうに・・
日本社会は、村八分に於いても火事と葬式は別ものとする価値観を持っていた
事の是非や人の行動は、その時の価値観に依って律せられるもの、後の話は無用

話は戻して「番茶の振り茶」、茶と云っても広うござんす、とは茶処清水の次郎長はん
茶の種類は大きく分けると、緑茶系、烏龍(ウーロン)茶系、紅茶系と三つになる
製法の違いによるもので、上の三つは其々不発酵茶、半発酵茶、発酵茶ということ
これらに対し後発酵茶というものがある、大陸の団茶や日本の黒茶・碁石茶である

生の茶葉は、摘まれた瞬間から酵素による酸化が始まり、色も香りも変化していく
緑茶製法の基本は、蒸す・炒るなどの熱処理をして酵素を失活させること(殺青・さっせい)
逆に、酵素を発酵させて緑茶とは違う色や香りを出すのが烏龍茶や紅茶である
この発酵は菌による真正の発酵ではなく、本来は酸化であるが慣用で発酵と云うとか
後発酵とは、蒸してから床上に積んでカビを付け、後で桶に漬け真正発酵させるもの
ここで云う「番茶」とは、不発酵茶(緑茶)と後発酵茶(団茶・黒茶・碁石茶)に該当する

続く・・
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/762-1c71c7e3