2015.09.20 彼岸の入り
2015092011420000.jpg
今日九月二十日は彼岸の入り、稽古床には卒塾者の差し入れである珍しい白い彼岸花を挿した
この二十七日は中秋の名月故、芒を併せ散歩途中で手折った赤い彼岸花の小花も添えてみた
軸には「掬水月在手」、そして兎を象った生菓子、ままそれなりの季節を演出したつもり

今日は一時十五分からラグビーワールドカップ・南アフリカ戦のテレビ放送があった
朝のニュースでは日本の勝利が「大金星」「とんでもない出来事」とか報じらえていた
来ていた娘婿にテレビの録画を頼んで稽古を始めてのだが皆さんも録画セット宜しくされていた
最近はサッカー人気がラグビーを席巻した感があるが、昔はラグビー人気が高かったもの
私は勿論ラグビー派、ひとしきりラグビー談義に花が咲いていた中に来訪者があった

私のブログで旧制中学全国ラグビー大会で満州と台湾の中学が同点優勝したことを書いた
その一校の満州鞍山中学のOBの方に知遇を得ていたので、その人の話を聞いてブログにした
それが、一方の優勝校である台湾の台北中学ラグビー部OBのご子息のネット検索に掛った
ご子息と遣り取りがあり、鞍山中学ラグビー部OBから同窓会の部史を送ってもらう縁となる
本日、「男の茶の湯」の見学を兼ねてその御仁が我が家に来駕された次第

御仁は台湾まで行き、亡き父君の青春の姿を探し求めたということである
実際に、その伝手から伝手を辿りながら父君の足跡を訪ねて、ついに父君の住んだ家を知る
なんとその家は、御仁が連絡を取っていた人の家そのものであった、御仁は偶然に驚いたとか
そして、旧台北中学のラグビー場跡や御仁の祖父母が眠る日本人墓地跡も探し当てた

御仁はその時の写真を見せながら話してくれた、御仁の執念ともいえる行動力は驚きであった
先の大戦では日本人の多くが荒波の中で揺れ動いた歴史を持つ、その一人である御仁は前向きだ
前向きな人生でありながら、後ろの歴史を直に見聞されようとする姿には感服させる
なるほどに、彼岸の入りであった

人間、生まれて来た責任は無いが、生きる責任はある
その最大の責任は種の保存であろう、と思う今日この頃・・
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://houan7010.blog.fc2.com/tb.php/789-68f0408e