2015092606100000 - コピー (2)
朝、新聞を取りに玄関を開けると金木犀の香りが漂った

門扉の前で新聞を見てふと考えた、領土、私有地、私有とは何だろう
この二・三日のテレビや新聞では欧州に向かうシリア難民の報道が多かった
欧州各国では「国境」の封鎖や「隣国」への誘導とか欧州の「国々」で揉めている
「国土」「領土」そして「私有地」の概念とは、いつ頃から生まれていたものだろうか
遊牧民や焼畑農民には「領土」や「私有地」の概念は無かった歴史がある
中央アジアの遊牧民族、アメリカ大陸やオーストラリアの先住民には土地は皆のもの
ローマ帝国の古文書には、ゲルマン人には私有感覚が無いと記されているとか

恐らくは、その社会主体の生産手段を確保するための領域という概念が起こりだろう
牧草地帯や焼畑の移動循環地帯、魚の漁場や獣の狩猟場の「縄張り」感覚が根本
それが定地農耕文化が遊牧・狩猟文化を凌駕し始めた頃から「領地」感覚が生まれた
つまり、農業生産を基本とする「ムラ・クニ」の形成が「領地」を設定、更には「境界」を生む
「クニ」が「国家」に発展し、政治・経済と生産を統治する主体となると、その範囲が「国土」
そして、そこに国民とか私有財産制という奇妙奇天烈な概念が生まれ、敷衍したようだ

難民からすれば、とくに難民の子供からすれば「どうして」という単純素直な疑問を持つだろう
「どうして、その地にはボクたちは入れらないの、大地は誰のもの」という単純な疑問だ
私の青春時代に聞いた、二つの歌が頭に甦った

昭和四十五年にNHKテレビで流れた「青い地球は誰のもの」
https://www.youtube.com/watch?v=juQZxhhkFc0
全学連の闘士が涙を浮かべながらキャンパスで歌った「インターナショナル」
https://www.youtube.com/watch?v=KFlGfHCCZdQ

さあ、今日は学園前駅へ行き、安保生き残りのオッサン達と共にビラを配ろう
「青い地球は誰のものだー!、ミンナのものだー!」
「難民の皆さんは堂々と欧州へ行ってくださーい!、欧州の水はアーマイぞ!」
「日本は遠いですよー!、日本の水はカーライぞ!」

人間、本音と建て前、イロイロ
「世界は一家、人類皆兄弟、戸締り用心!」
笹川のジッチャン、見事に本音と建て前を使い分けた分かり易い人だった
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