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昨日の京都稽古場の床、宗家ご来駕ということで私も出向く
秋の半ば以降は「名残りの花」として、五種七種と籠に入れることが多い
秋も深まると、枯れた葉や虫食いの有るもの、散りかけの花なんかもワビサビ

廃医師はんから「犬の起源」でコメントをもらった

>イヌの起源については、中東、中国南部^東南アジア、ヨーロッパと近年のDNAによる解析でも、諸説が入り雑じっていましたが、本年初米国の遺伝学雑誌に発表された研究により、従来の旧説は、ことごとく間違っていたとされ、その原因は、イヌが分岐後(祖先種から家畜化後)に、近縁のイヌ属のタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)や各種ジャッカル(特にキンイロジャッカル)との交雑を繰り返したことにより、互いの種への遺伝子流入が存在し、これらがDNAデータ解析の混乱の要因になった為だと報告されました。彼らの研究によると、イヌの祖先種は、通説だったタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)ではなく、絶滅した別種の狼であり、また家畜化の時期も、旧説の農耕の発生後ではなく、もっと早く農耕発生前の狩猟採集民による家畜化が最初だったとされています。最近のヨーロッパの狩猟採集民が、ヨーロッパオオカミ(ハイイロオオカミの亜種)からイヌを家畜化したという説は、かなり的を射ていた事になりますが、イヌの家畜化が一ヶ所だけだったかを含めて、国際共同研究出、古獣骨(犬、狼など)から古代DNAを解析して、結論を得る予定だそうです。現存のイヌとオオカミのみからは、遺伝子流入による混乱を除外して、正しい系統図を描けないので、絶対的に古獣骨が必要だそうです。研究結果は、数年内に決着する予定だそうで、今度こそ、イヌの起源が確定すると考えられます。<

そして、私が
>ええ情報、破顔一笑、おおきにでおます
やはり小生の類推が的を得ていたようで、犬博士田名部氏の「日本犬南方起源説」には大いに疑問をもっておったところ
犬と人間との共生とは、外敵防衛と狩猟での共同・連携成立が嚆矢であるということでしょうて
農耕民では犬との共生なんぞ生まれる訳がないのは理の当然で、ホンマ学者は脳みそが機能不全しておます
このメール、ブログに頂き度、ご了承の程をお願い致しまする<

と返信すると、またもや御丁寧に

>確かにイヌの起源が農耕民、と言うのは一種の思い込みであり、狩猟採集民が家畜化した、と言うのは、事実だろうと思われます。但し、家畜化のためには、攻撃衝動の抑制が必要であり、これはぎんぎつねなどの家畜化実験などから、副腎髄質からの交感神経伝達物質8ホルモンでもある)アドレナリンなどの分泌量減少が関わっているようです。しかしオオカミの子は、イヌと同じように育てても、ヒトの言う事を聞かずに、「おあずけ」が出来ないそうです。あっさりと、ヒトの目の前で、餌を食べてしまい、犬のようにヒトの許可が出るまで待つことはないそうです。タイリクオオカミの群れは、基本的に平等であり、イヌの群れは独裁的であり、その群れのボスが、ヒトに置き換わった事により、家畜化が成立したと言うのはありそうな事です。オオカミの祖先種の中から分岐した別種のオオカミというものがはたして存在したのか、或いは地域的なハイイロオオカミ(タイリクオオカミ)の亜種で、突然変異で攻撃衝動が少ない亜種がたまたま存在したのか、そのあたりは不明ですが、どうも「大狼」の子孫種の一つではあるのでしょう。
ブログへの転載はOKですが、『日経サイエンス』本年11月号にネタ元の記事があります事も、注記お願いします。『natureダイジェスト』あたりにも、関連の記事はありますが、『日経サイエンス』が判りやすいです。<

いやはや、律儀というか博識に加えてのお人柄に頭が下がるところ


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