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カタバミ(方喰・酢漿草)の花、その三枚葉が家紋に使われている
繁殖力が強いことで、一族繁栄の目出度い吉兆の印とされのがその所以

最近の女房殿はNHKドラマ「あさが来た」にハマっている
朝昼の二回、その時間になると朝食と昼食に合わせてテレビを観るのが常態
女房殿曰く「脇役に良い役者を使うてるし、『あさと姉』のダブルヒロインがええ」
高い視聴率になっているようで、私がハマった昨年の「マッサン」も超えたとか

そこで、ヒロイン「あさ」を調べてみると、出自は京都油小路出水にあった三井家とか
出水三井家は東京に移って小石川三井家と呼ばれる三井十一家の大処である
「あさ」、本名・広岡浅子は女実業家して知られるが、一方で女性教育者でもあった
日本女子大は彼女の創設、そして御殿場の私塾では市川房江や村岡花子を教えた
実は、京都油小路出水には我が上田流の京都稽古場があり、ちょくちょく出向く所

「あさ」の旦那、広岡信五郎(劇では新次郎)は謡いと茶の湯を趣味とした「粋人・すいじん」
明治の財界人は茶人仲間が多く、その集まりから事業が生まれることも多々あった
新五郎が粋人仲間と作ったのが「尼崎紡績会社」、後の「ユニチカ」で信五郎は初代社長
この話に、実は意外な事実を知った、兵庫県である尼崎の電話局番が「06」ということ

明治二六年六月三日 尼崎紡績取締役会決議録として残る文書には
「大阪出張店より大阪電話交換局まで社費を以て電柱架設の落成のうえ、
逓信省へ上納方出願すべく事」、とある

信五郎たちは、自費で大阪電話交換局から同社の大阪支店と本社まで電話回線を引いた
電線と電柱の工事をして尼崎市に寄付、これが尼崎市における初の電話回線開通であった
自腹でインフラ投資をして地域に寄付する感覚、東京とは違う上方商人の心が現われている
その後、昭和二九年に尼崎局の大阪局編入が決定、八年後の市外局番整備の際でも
大阪市と同じ「〇六」が割り当てられたという歴史経緯、兵庫県にあっても尼崎は「06」局番
今となっても局番を替えないところがエエ話、上方「粋人」の心意気が小役人にも分るらしい
まま、茶人話としては嬉しいもの、独り合点の納得か・・
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