2015.12.18 敬天愛人
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東京・上野に建立された西郷隆盛の顕彰銅像、連れているのは薩摩犬「ツン」雌犬である
西郷隆盛、身長五尺九寸余、体重二十九貫何百とある
すなわち、身長が約一七九センチ、体重が一〇九キロ強、

夫婦同姓を定めた明治民法が施行された明治三十一年の今日、十二月十八日が銅像の除幕式
西郷隆盛、日本人なら全ての人が知っている歴史上の超有名人
今更云々すべきこともないが、私がその人物像として面白く思うのは名前である
実は、西郷隆盛とは父親の名前と同名である、その理由が面白い

王政復古の章典で位階を授けられる際に、親友が誤って西郷の父・吉兵衛の名を届けた
そこで西郷、それ以後は父の名を名乗ったという、如何にも西郷の人となりを感じる話
西郷の名(諱)は、元服時には隆永(たかなが)、つまり、本名は西郷隆永であった
少し、西郷語録も記す

「敬天愛人」
「道は天地自然の物にして、人は之を行ふものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給ふ故、我を愛する心を以て人を愛するなり」[19]
「児孫のために美田を買わず」
「人を相手にせず、天を相手にして、おのれを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」
「急速は事を破り、寧耐は事を成す」
「己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ」
「人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる」
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり」

人間がその知恵を働かせるということは、国家や社会のためである。だがそこには人間としての「道」がなければならない。電信を設け、鉄道を敷き、蒸気仕掛けの機械を造る。こういうことは、たしかに耳目を驚かせる。しかし、なぜ電信や鉄道がなくてはならないのか、といった必要の根本を見極めておかなければ、いたずらに開発のための開発に追い込まわされることになる。まして、みだりに外国の盛大を羨んで、利害損得を論じ、家屋の構造から玩具にいたるまで、いちいち外国の真似をして、贅沢の風潮を生じさせ、財産を浪費すれば、国力は疲弊してしまう。それのみならず、人の心も軽薄に流れ、結局は日本そのものが滅んでしまうだろう。

鹿児島・城山で死んだ時、満四十八歳であった西郷隆盛、敬服に値する人物である

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