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友人の炭焼窯と取り出した炭、多くは樫の木であった

昨日は塾生の車で友人の炭焼小屋に行き、炭を窯から取り出した
入口が二尺(60㌢)程度の炭焼き窯に入り、内から外を見た時の第一印象は
硫黄島の洞穴陣地にこもり、米軍を迎え撃った日本軍の思いであった
これで、外から手榴弾を喰らったり、火炎放射器で焼かれては堪らんと実感
炭は少々焼き過ぎの感があるが、まま、稽古炭になると有難く頂戴する

息子に会社の社長職を譲った友人が、奈良東山中の里山で炭焼をしている
奈良の歴史書物や資料関係の印刷や発行をする会社で友人は二代目
そして、息子に三代目を継がしたということで、里山で炭を焼き狐や狸と遊ぶ
彼の追求したテーマは「室町の奈良」で、奈良時代の奈良は奈良でないとか
日本文化の濫觴(らんしょう)の地は室町期の奈良であったという彼の見解
確かに、能楽や舞、墨と連歌、茶の湯、清酒、和菓子等々が奈良で萌芽
友人は、奈良に伝わる文化史料というべき店や工房を取り上げた雑誌を発刊
この雑誌は奈良県外からも評判を生み、友人の面目躍如となる

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炭焼小屋にあった七輪陶芸の一式、手前の機械は七輪に風を送るブロア
友人は、これで自分の湯呑や皿、ぐい吞みを焼いている
因みに、「七輪」とは関東用語で、上方では「かんてき」と云う
まま、悠悠閑適(ゆうゆうかんてき).の生き様であろう
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