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有頭エビの背ワタを抜く塾生、前掛け姿がぎこちない

塾生の稽古は和服姿が原則、この日は、着物にタスキと前掛けとしていた
塾生の前掛けが腰下エプロンだったので、私の古い胸元前掛けを貸した
その古い前掛けを付けた塾生(手前)がポケットに手を入れると、ゴキブリのフン
併せて冬眠中(?)の生きたゴキブリも起きて出て来た、数匹連れもって
サスガにその塾生、私の古い前掛けを外し、手を洗って奥方の前掛けを付けた
普段着に前掛けという姿のままでの茶事会席稽古と、ついなってしまった

昨日は会席の調理稽古をした、献立は
「菜飯と汁」
大根の葉と松山揚げをゴマ油で炒めてダシ醤油で味付けし、炊いた飯に混ぜる
味噌汁は最初は冬瓜、次にナメコ汁で汁替え、汁味も変えるのが原則だが省力
向う皿はブリの造りと菜の花の芥子の実和え、の予定だったが・・
ブリの身が無残に崩れたので、茎ワサビと醤油漬けにして掻き混ぜる
塾生は骨付きブリを捌いたが、骨と身と皮が略同量に分解、身はボロボロ
私が柚子を買い足しに出掛けた半時間の隙の出来事だった
出刃包丁で皮から身を削ぎ取ったとかで、皮にはタップリ身が付いていた
勿論、骨も身がシッカリ残っている、塾生曰く「アラ煮にすれば旨い」云々

「煮物」は柚子釜蒸し
柚子の中身を取り出し昆布を敷いた柚子釜にエビ・ホタテ貝と野菜を入れる
野菜は、下味を付けた椎茸と春菊・銀杏、出し汁は吉野葛仕立てとした
その具の入った柚子釜を蒸し器で八分ぐらい蒸して、柚子汁を掛ける

「焼物」は、ボロ身になったブリを塩焼き、柚子の中身を被せ、見た目ゴマかす
次には、出し汁に薄く塩味を付けで梅アラレを落として箸洗いの小吸い物
箸洗いとは、箸に付いた生臭ものを洗い落すための汁である
最後は湯桶、洗い米を狐色に炒り、湯を入れて粥状に炊いて香の物と出す
今回は「取り肴」、千流でいう「八寸」は取り止め、というより忘れた
「取り肴」とは、山の物と海の物を八寸の木地盆に載せて出す「おつまみ」
酒と共に出すもので、乾き物、つまり手でつまむことが出来る物が原則

本日の調理はここまでとした
茶事の段取りと流れにかまけて、料理の証拠写真を撮り忘れた、慙愧

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普段着に前掛け姿で、自分の手になる会席料理を出し、引く塾生
後輩塾生の濃茶点前が始まると、盆に酒と料理を載せて塾生が席に入る
調理稽古が終わった心地良さもあってか、当該塾生は一人で酒をガブ飲み
その日の稽古は一時間余り遅れて終了、まま、無事ではなかったが・・
身がタップリ付いたブリの骨と皮を「ブリ大根」にと二階で鍋を掛けたが
・・忘れて焦がした
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