2015.12.24 喪服の色
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寒さに耐えながら申(猿)の年明けを待つ猿夫婦(?)

先日のNHK朝ドラ「あさが来た」の大旦那の葬儀シーン
未亡人となった奥方や嫁の「あさ」が着ていたのは白の喪服だった
そして北の湖理事長の葬儀では奥方は黒の喪服であった、
どちらが当を得た服装かと、昔は喪服は白が日本の常識であった
では何故、今の日本では黒の喪服が主流というか一般化したのか
それは、明治大帝崩御に殉じた乃木希典大将の葬儀からと云われる

本来、日本の葬儀に於ける基調の色とは「白」であった
服装も葬台も、囲われる幕も全て「白色」とされていた
それが乃木の葬儀には列国の要人が多く、皆が黒の喪服で参列
以後、日本の上流階級では洋装時の喪服は黒とするのが定着する
大正四年の皇室令では宮中参内の喪服として「きものは黒無地紋付
帯は黒の丸帯、帯留(帯〆)は丸ぐけの白※、帯揚げは白※、足袋は白
履物は黒草履」と指定される、(※二次大戦後、黒に統一)
これにより、国民の風習も黒色の喪服が一般化して定着することになった

そもそも論的云えば、未亡人となった婦人の喪服は「白」が本来となる
白無垢の結婚衣装で嫁いで、亭主が死ねばその袖を詰めて喪服とする
それは「貞女二夫に見えず」、即ち「再婚はしない」という意思を示すもの
そして、自分が死ぬ時には死装束とにて着用するようにしたのであった
最近では、中村勘三郎の夫人が白喪服を着用し、話題になったとか
まま、話題になること自体、その慣習が絶滅寸前にあることを示すが・・

下は昔の法事の写真、学生服以外は白の喪服を着用している
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