2016.01.27 手前みそ
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卒塾者の手作り味噌、金山寺味噌と麹味噌の中間味である

日本の味噌の原型は歴史が古く、弥生時代だとする説がある
日本では縄文時代から製塩が行われ、塩蔵食品が作られていた
縄文時代後期から弥生時代の遺跡に穀物を塩蔵した跡があるという
古墳時代からは塩蔵食品に麹発酵の技術を加えたものとなった

塩蔵食品とは醤「ひしお」であり、現在の味噌の起源に連なる
奈良時代の文献に「未醤」(みさう・みしょう)と呼ばれた食品の記録がある
まだ豆の粒が残っている醤という意味だが、味噌の原型であろう
近年は味噌を家で作るの珍しくなったが、かつては多くの家で自作されていた
中世には、自作の味噌を自分で自慢する「手前みそ」という表現が生まれた

ヤマサ醤油の話では、醤油の元となるものが作られたのは鎌倉時代とか
作った人は紀州由良の興国寺の僧であった心地覚心だという
覚心が金山寺味噌の製法を紀州湯浅の村民に教えた時の話である
仕込みを間違えて偶然出来上がったものが、今の「たまり醤油」に似た醤油
それが日本の醤油の原型だとしている

この話を聞き、卒塾者の台所には「自作のたまり醤油」があると私は睨んでいる
まま、菓子作りや味噌作りに列車旅行と、人生を楽しまれているご夫婦である
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