2016.04.18 百花為誰開
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先代宗家の色紙を用意していたが、掛けずじまいであった
先代の人柄が偲ばれる書体・筆遣いであり、何かホッとする
今日の軸の担当塾生が遅れ、そのまま置いた状態となった
後で聞くと、その塾生は重要会議と重なり欠席連絡があったのを私が失念
痴呆は着実に進んでいる・・

まま、江戸の漢学者、佐藤一斎の言葉を記す
「月を看るは、清気(せいき)を観るなり、円欠晴翳(えんけつはれかげ)の間に在らず
花を看るは、生意(せいい)を観るなり、紅紫香臭(こうしこうしゅう)の外に存す」

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今日の花担当塾生、伊賀焼花入に小手毬を挿す
花の向きは日の当たる方向としながらも、花枝は逆方向からとか講釈あり

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奥方のご実家が熊本という卒塾生、実は先週にご夫婦で東北を旅された
曰く「震災に何も出来ないので、少しお金を使ってこようかと思って・・」とか
会津若松・鶴ヶ城にある茶室「麟閣」に因んだ菓子を土産に下さった
ご夫婦が戻られてすぐに熊本の直下地震、何とも云えない菓子の味であった

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透き木釜の扱いを稽古
五徳を外した炉に透き木をはさんで平釜を掛ける
この平釜は弓形の鐶が付いているので「弓張り釜」と名付けらてれている
塾生から透き木釜と吊り釜の時期を問われたので、次のように答える
「当流では、鎖の間がある武家茶造りが基本となっており、吊り釜は年中使用するもの」
「数寄屋(茶室小間)には鎖を吊るさないので晩春から初夏にかけ透き木釜となる」
「この時期には広間の炉縁を塗りから木地に替え、季節感を出すようにするのが当流」

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炉壇に置かれた透き木、これで炉の炭火との通気を図る
千流のそれは三寸九分だが、当流のは二寸二分と小ぶりで通気に良い
利休は「朴木」、宗旦は「桐」を使ったらしが上田にあるのは「杉」、私は「黒柿」とした
手前の灰に透き木を落した跡が残っているのはご愛嬌

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今朝ほど厠に行くと花が萎れていた、見ると壺(この花入は元々紅壺であった)に水が無い
この花を入れた塾生、見当は付いている・・
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