2016.04.19 記憶力の欠如
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裏の神社に続く路傍に菖蒲の花が咲いていた
近隣の方が植えたものだろう、もう夏が近づきつつあると実感

昨日は、東京から懐かしい知人が我が家を訪れてくれた
今年還暦を迎える彼は、定年を前に早期退職をするということであった
聞くと、老齢の母親が自分の実家がある栃木県で一人暮らしをしているとか
夫を亡くしてからの東京暮らしは好きでなく、故郷に戻ったということだそうな
その母親が要介護の状態なので、自分が世話をするために会社を辞めたとの由

彼は三菱系の大手食品問屋に入社し、大阪勤務時代に京都の人と結婚
奥さんの両親は奈良に転居されたので奥さんの実家は奈良ということになった
その奥さんも五年前に他界、退職の報告を奥さんの両親にする為に奈良へ来た
まま、我が家へは「次いで」と云う話であったが、囲碁を打ちたいという話もあった
大学の囲碁部にいた彼、私が囲碁を始めたことを聞き及んで一局を望んだ次第

開始早々で窮地に追い込まれた私だが、彼が曰く「勘違い」で誤着し私が大石を取る
これで五分の勝負となり一進一退、一時間半余り過ぎたところでタクシーが来た
大阪で共通の知人と会食を予定していたので、共に出掛ける(何故か女房殿も同行)
囲碁は引き分けということにした、私には彼の誤着という一手がどうも怪しく思えたが・・
会食の最中に彼から聞かされた昔話、これには私は恐縮させられた

彼が大手問屋のシステム職の時、納入先の中堅スーパーの債権が回収不能となった
彼の会社から何人かの人間が派遣され、そのスーパーを子会社化して再建を図った
彼もシステムの担当として派遣された、そして私にも彼の会社から協力依頼があった
再建の最中の話、業態変更をした店の新装開店を迎えた朝のことである
店頭には多くの客が並んで開店を待つ状況の中、店内のレジの様子がおかしい
レジが稼働しないというのだ、私は「ナヌ!」、すぐにシステム担当の彼を呼んだ

彼曰く、駆け付けた彼を見るや否や、私が彼を殴りつけたとのこと
一緒に居たレジ業者は、手が震えてコンセントの結合が出来ない状態になったとか
私には全く記憶がない、昔から記憶力の悪いのが私の特徴と皆に云われてはいた
しかし、殴った云々話の記憶はないが、開店当日の売上が二千四百万円超だったこと
売り場が三百坪程度の店舗としては皆の驚く数字であり、企画した私の株が上がった
まま、この時のことは私には心地良い想い出でとして記憶に残っているのだが・・

しかし、彼には私に殴られたことの方が強烈な想い出となって残っていると云う
その話がホンマなら私は謝りたいと云うと、彼は「ホンマです」と即応する
成る程に、踏んだ足と踏まれた足の例え話かと私は恐縮しきり、彼に酒を勧める
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