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温泉小屋の入り口に陣取る愛犬「ハナ」、番犬然とした姿が好ましい
昨日今日と伊賀越えの温泉小屋に出掛け、「淋間(淋汗)茶の湯」の稽古をした
茶祖・村田珠光の一番弟子・古市播磨が始めた茶事の原型といわれるもの
風呂に入り、酒と食事を楽しみ、連歌を詠み、茶を喫するということである

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小屋の茶囲いは自在を吊るした二畳の向う切り本勝手、まま、最小の茶室である
茶室は、炉四畳半・台目席・向う切り・隅炉の夫々に本勝手と逆勝手の八炉がある
殆どは炉四畳半と台目席で、向う切りと隅炉は余りない

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一風呂浴びた後の網焼き会席の様子
伊賀牛とイワナ・イカにトウモロコシ・玉ネギ・南京・キノコ・キャベツ等々
酒は、ビール・日本酒・焼酎・赤と白のワイン、塾生の所作は崩れ宴会の雰囲気となっている

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私が風呂に入り、事件となった
ここの温泉は榊原温泉郷と同じ源泉を引いており、肌にヌべヌべとして香りも好い
掛け流しにというか、溢れ注しながら順番に入ってビールで喉を潤したのである
私はほろ酔い加減で、ユックリと湯に浸かって出たのだが、それっきり記憶が無くなった
塾生たちの話によると、ドカッと大きな音がしたので駆け付けるとこの場に私が倒れていたとか
大きなイビキをかきながら意識不明になっていたので、救急車を呼び病院へ運んだという
私は救急車の中でも、病院でも「ここは何処や、ワシは何してんねん」と繰り返したらしい

看護婦が点滴をする時に「何処か悪いところがありますか」と問い掛け、私は応えて曰く
「ワシの悪いとこはアタマだけや」、意識不明の状態ながらナカナカの応答だったようだ
それを洒落の解らぬ当直医、ではと私の頭のCT検査をしたらしい、その画像を見て
「脳ミソは若々しい、大丈夫です」とのたまいなされ、聞いた私はニンマリしたとか
まま、何と云われようが、私には全く記憶の無いところ
翌朝は五時起きで炭をおこし鉄板をかけ、焼きそば朝食の後に濃茶と薄茶の向う切り本勝手点前
そして皆は連歌モドキを半紙に認めた、発句は私

せせらぎの 音静かなり 山小屋に
我ら集いし 伊賀越えの茶事
雨後の山 新緑に鳥 鳴き競い
夏待ちわびる 忍ぶ里山
新緑の 榊の原に 茶の湯して
我らの翁 風に舞う・・(?字足らず)

・・やれやれ
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