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昨日は「日本伝統工芸近畿展」の最終日、京都高島屋ま出掛けた
伝統工芸とは、経産省認定の産地で工芸士資格保持者が作った物と定義される
広義では日常民具の域を超越した、技巧的な産品という意味の工芸品だとか
役人が口を挟み出すと、必ずそれを受けた組織ができ、妙な言葉が生まれるもの

>伝統的工芸品産業の振興を図るための中核的機関として、国、地方公共団体、産地組合及び団体等の出捐等により設立された財団法人「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会」は、全国の伝統的工芸品産業の振興を図るとともに、一般消費者、生活者が伝統的工芸品を正しく理解していただくことを目的として、国、地方公共団体、産地組合及びその他の機関の協力を得て各種事業を行っています。
また、「公益社団法人日本工芸会」は、無形文化財の保護育成のために伝統工芸の技術の保存と活用、伝統文化向上に寄与することを目的としています。<

笑ろてしまう
何十万円、何百万円の器や木工品が「一般消費者・生活者」の理解と支持を得る筈がない
ここの工芸士感覚とは、アートとクラフト、芸術と工芸、職人と作家となどの違い同様に
やがて「先生」と呼び合う世界に入り込み、「民芸・工芸」の職工の世界は失われていく

民芸思想家の柳宗悦が唱えた工芸とは、民衆の暮らしから生まれた美の世界である
民芸の価値を人々に紹介しようと、「民藝」という言葉を作ったのは大正十二年のこと
「用と美が結ばれるものが工芸である」、「器に見られる美は無心の美である」、そして
「工芸の美は健康の美、伝統の美である」と説き、伝統工芸の「民芸美論」を集約した

自作の品に何十万、何百万円の価格札を付けて展示する工芸作家の「先生」たち
宗悦が生きていたなら何と云うであろうか
まま、当流や有楽流の茶人仲間も陶芸やガラス工芸、そして漆芸で出品していた
私は会場でニコリと彼等に会釈、彼等もニコリ・・
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