2016.05.31 国産鯖
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スーパーの売り場で見付けた鯖寿司のパック、「国産さば」と貼り紙があった

今の日本人は国産好きである、だからと云うて鯖に国産は無いだろうと思った
聞くと養殖鯖とか、若い頃に鮮魚担当だった私は養殖鯖を知らなかったので調べた
天然鯖の漁獲が激減したため、十年余り前から始まったそうだが未だ問題があるとか
養殖鯖の餌に天然鯖の幼魚を獲り与えているので、天然鯖の減少は続いているという
何か笑えぬ冗談というか、官民の水産関係者の浅はかさが情けなくなった
好い話もあった、地下海水で陸上養殖した生食できる「鳥取お嬢サバ」のこと
地下海水は澄んでいて、サバに寄生虫がつきにくく生食が可能になるという話である

似た話に「広島サーモン」がある
広島の山中でニジマス(サーモントラウト)の稚魚を育成し、後に海水養殖で大きくする
鮭も鯖も養殖ものは脂がのり寄生虫・アニサキスが付きにくいため生食出来る
以前には鯖も鮭も生食の習慣は無かったもの、有ったのはルイべで私の好物だった
元来はアイヌ料理の一種で、名称はアイヌ語の「ル・イペ」( ru・ipe  融けた食べ物)に由来
捕獲した鮭を雪に埋めて冷凍保存し、食べる際には凍ったまま小刀で薄く切って食べる
冷凍すると寄生虫が死滅することと、薄く切ることで寄生虫そのものを切り殺すという訳だ

昭和六十年代の頃からノルウェイの養殖サーモンが輸入され、生食が一般化して来た
今では、寿司ネタの王者と云われたマグロを超える消費量になっている
女房殿は生サーモンが大好物で寿司に刺身によく食べているが、私は全く食べない
嫌いではないが、何故か気が進まないのである、ルイべへの郷愁・義理立てのようなもの
鯖もそうである、私は柿の葉の鯖寿司が好物だが、生鯖は食べたくない思いである
だのに、何故「鳥取お嬢鯖」と「広島サーモン」のことを書いているのか
鳥取は女房殿の実家筋で故郷、広島は私達の新婚の地、少々想いが強いかも
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