ボリス

やむにやまれぬジョンブル魂という蛮勇だけではなく、裏にあった合理的計算、
シティの大物先生が強調していたのは「EUという経済単位の成長力は、今や日本よりも低く、今後の成長も期待できない」と。曰く2008年から2015年での7年間では、英国単独のGDP成長率はEU全体単位のそれより高いのだと。
今後予測される労働人口、2014年よりも増加するのは英仏のみで、独・伊・西は激減するのだと。
EUの政治統合優先策はアンチビジネスとなることも厭わない、英国は自国の成長の可能性まで犠牲にすべきではないと。

英国はEU圏からの最大輸入国(英国はEUの上客)特に高価格品。離脱後も在EU企業なら「英国市場と喧嘩するな」と自国政府に迫るだろう、よってFTAでいけると。
英国からEUへの輸出は難儀するもポンドが下落する分、価格競争力の低下はさほどでもなかろうと。
そして忘れちゃいけない英連邦の規模。人口20億、世界貿易の2割を占める、
そのほとんどの国が「今後成長が期待できる国」なんだとか。
金融ビジネスは成長力のある方についてくる(ロンドン・シティ不滅説)、

EU離脱ショックは、少しの間、我慢のスクラム組めば、EUの方が先に崩れる(ここが勝負!)
沈むタイタニックEUから英国は先に脱出すべし。以上の熱弁が経済人。

一方の政治家、ボリス・ジョンソン(次期首相候補)は元EU担当の経済記者、英国独立党のファラディは欧州評議会議員、ともにEUの内情を観察していた者、
内情をよく知る者が脱出を訴えていた。(この説得力を日本のマスコミは伝えず、右翼だバカだのレッテル貼り)

これに対してEUが採る策は、これまでドイツが頑なに拒んできた「金融緩和と財政出動」くらいしかない。米国FRBもIMFも「ドルはなんぼでも」となれば、日銀には一層の金融緩和がしやすい環境か(すればの話)
官邸も財政均衡派を「緊急事態だから」と抑え込み財政出動となるか(すればの話)
こうした救済策を世界が総力投入すれば英国もEUも共に成長路線へ。
但し心配はインフレ。でも日本はデフレ♪
「ちょうどいい塩梅の湯加減」となるか、という何とも頼りない話で失礼

2016/06/26 Sun 01:57
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