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十数年ぶりに履いた雨下駄

昨日は当流の京都稽古場に宗家来駕ということで、私も京都へ行った
夕方には宗家と京都稽古場の幹事である陶芸家と三人で会食、一献交した
京都の天気予報は一日雨模様で、それも大雨になるということであった
朝の奈良も雨で、着物袴で濡れるのは嫌なのでタクシー呼んだが断られた
何でも予約が混み、時間の予定が立たないということであった
そこで近所の方に無心し、駅まで車で送ったもらった次第、車が無いのは辛い・・

近鉄高の原駅から京都地下鉄直行の電車で京都へ向かった
駅の構内では、私の雨下駄がカランコロンと響き渡り、周囲の目が集まる
そこで私は、駅通路に敷かれた黄色の視覚障害者誘導用ブロックの上を歩いた
ブロックは樹脂製なので消音効果がある、しかし凸凹があり歩き辛い
まま、下駄の音を気にせず歩くか、凸凹の歩き辛さを我慢するかの二者択一である
気の弱い私としては、下駄の音で周囲の目を引くより、ブロックの歩き辛さを我慢した

京都に着くと晴れていた、着物袴姿で大きな傘を持ち雨下駄で歩く我が身は浮いていた
顧みれば、中学高校時代には友達と下駄履きで駆けまわって遊んでいた
雨の日には、大人も子供も長靴を履き、水溜りの泥を避けて歩いた
和服の女性は、雨下駄で傘を差し裾を気にしながら歩いていたもの
そこでつい、私の口を吐いて出たのは、「降る雨や 昭和は遠く なりにけり」
ご存知、本歌は中村草田男の「 降る雪や 明治は遠く なりにけり 」
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