2017.08.15 怒るシカない
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奈良公園の鹿に寄り来る支那人観光客。

13日に奈良国立博物館まで「地獄極楽への扉・源信」を見に行った。
浄土思想の先駆者で、後の法然・親鸞に大きな影響をもたらした人物。
色々展示物を見ていた思ったこと、毎々ながら古文書の字の上手さ。
後の祐筆の字の巧みさと同様、まさにプロの筆という字である。
自分にはとてもじゃないが出来ないことと感服して眺めた。
曼陀羅(まんだら)絵図や地獄極楽絵図を見ていて気付いたことは天国。
極楽と云うのはあるが、天国と云うのがないのは何故だろうと思った。
日本には天国と云う概念がなく、伴天連が持ち込んだ概念かもと考えた。
奈良の町中は外人だらけという雰囲気である。それも支那人。
博物館の中でも休憩用のソファを何人かで占拠し、大声を出して飲食三昧。
ムカッときた私は口に手を当て「シーッ」、そして席を詰めろと合図をした。
連中は渋々席を詰めたので私はその場を去ったが、すぐに元の木阿弥。
私は注意をしない係り員や何も云わない日本人たちに腹が立った。
奈良の代表的商店街「東向き通り」では人の通行が乱れていた。
以前は左側通行と云う暗黙のルールがあり、人が多くとも秩序があった。
それが五・六人連れで横に並んで歩いたり、左右関係なく行き交う支那人。
奈良公園では子供を鹿の背に乗せたり、鹿の首を掴んで自撮りをしたり。
昨年の鹿被害は過去最高の121人とかで外人が88人、中の77人が支那人。
乗られたり首を掴まれたすれば、そりぁ鹿も怒るシカないわな。
奈良の鹿は極楽と地獄を知っている。



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玄関の階段を門扉に向かって、手探りで下りてゆく全盲の愛犬「ハナ」。

我が家は二階に居間・台所・風呂・寝室があり、生活の居住空間としている。
道路から一階の玄関まで写真の階段があるので、実質三階建ての階段構造である。
「ハナ」も仔犬の頃から我々と一緒に二階で暮らし、階段を自由に行き来した。
日中は外へ出て、玄関の階段から外界を見渡し我が家の番犬をしてきた。
視力を失って暫らくは、家の中の彼方こちらに頭をぶつけて動きがとれなかった。
しかし最近では室内の感覚を掴みそれなりに動くようになったが、問題は階段である。
上がれても下りられない、目の上の確認は出来ても目の下の確認が出来ない。
朝夕の日に二回の散歩は私が20㌔の「ハナ」を抱いて二階から玄関下まで下ろす。
私もギックリ腰になってからは少々辛いものがあるが、何とか頑張る次第。
今朝は玄関まで抱いて下ろし、その先は外の階段まで尻を押して自力で歩かせた。
仔犬の頃から上がり下がりをしている階段である、見ていると手探りしつつ下り出した。
やれやれと思った私は、散歩袋とヒモを手に門扉を開けて「ハナ」の下りるのを待った。
「ハナ」を抱いて階段を下りる時のこと、「ハナ」が私の腕を握ることに気付いた。
犬の手の平(掌)は物を掴むことが出来ないと思っていたが、掴む。
「ハナ」は私に抱えられる時には力を入れるが、抱かえられ階段を下りる時は力を抜く。
抱かえる私の腕に前足を絡めながら力を抜き、掌を私の腕にあてて握るのだ。
「ハナ」の賢さ・健気さに感じ入る今日この頃の私である。

ここ数日は夜11時から朝6時まで世界陸上選手権のテレビ放映を見ている。
出場選手の6割が黒人、3割が白人、1割がその他という感じである。
今朝6時に男子400㍍リレーの決勝を見た。日本チームが3位に入り銅メダル。
1位の米国も2位の英国も全員が黒人選手、米国の2人はジャマイカからの移籍。
国別対抗より、人種・民族対抗戦の方が面白いと思う私は少々鼻白む。。
多田、飯塚、桐生、藤光の日本チーム、カタカナ名が入っていないことに嬉しさを覚えた。
思うに男子400リレーはボルト・ナット、つまりボルトと納豆(日本人)が話題を作った。
蛇足ながら、ボルト・ナットは連結の良さが肝要とか・・ダジャレ説明。
2017.08.12 今はもう秋♪
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朝顔と風船(ふうせんかずら)。以前掲載したご近所の玄関先の涼感つる草障子の今。

私の夏の朝は行水(水シャワー)から始まる。
今朝も散歩前に水を浴びようとしてシャワーを捻ると水が冷たく感じ、アレッと思った。
そう云えばこの7日が「立秋」であったと気付いたのだった。季節はもう秋。
それから散歩に出かけて見たのが写真の朝顔。立派に花を付けていた。
夏の花と思われている朝顔が俳句の世界では「秋の季語」とされているのを実感した。
朝顔の原産地はヒマラヤ山麓の熱帯アジアだとか云われている。
朝顔は奈良時代末期か平安初期に遣唐使が薬草として持ち帰ったという。
種子は「牽牛子」(けんごし)と呼ばれる生薬として、日本薬局方にも収録されている。
唐では、牛を牽いて行き交換の謝礼したことが名前の由来らしい。
となると、少々疑問が生まれて来る。万葉集である。

万葉集は持統天皇や柿本人麻呂が編纂を始め最終は大伴家持の編纂と云われている。
つまり、万葉集は朝顔が日本に渡来する前に編纂された歌集である。
ところが、万葉集には朝顔(あさがほ)も詠われているのである(五首)。
1538: 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花
2104: 朝顔は朝露負ひて咲くといへど夕影にこそ咲きまさりけり
2274: 臥いまろび恋ひは死ぬともいちしろく色には出でじ朝顔の花
2275: 言に出でて云はばゆゆしみ朝顔の穂には咲き出ぬ恋もするかも
3502: 我が目妻人は放くれど朝顔のとしさへこごと我は離るがへ

万葉集に詠われている「朝顔」とは何の花か?諸説あり結論は出ていないとか。
槿(むくげ)の花か桔梗(ききょう)の花というのが有力とされる。
まま、もう秋。朝の行水が冷たく感じ、秋の花・朝顔に心が動いた次第。
ところで、トワ・エ・モワ という夫婦歌手の歌 「今はもう秋」
我々の若い頃のヒット曲、私も時折口ずさんだもの。ええ曲やった。
2017.08.11 職業的物言い
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台風5号が奈良を通過。倒れた我が家の高砂百合の蕾が膨れだした。

職業から来る物言いはそれぞれ癖がある。
医者・弁護士・坊さん等が「まいどおおきに」「またお越し」とか云うのは聞かない。
薬剤師も「おおきにありがとう」は使わず「お大事に」と云って客を送り出す。
「客」と云うところは、まま、医者・弁護士・坊さんとは多少違ってはいるようだ。
近所の薬局の主人(薬剤師)と私は同い歳で気さくに会話をしている。
薬局に行った時、私があと4・5年でガンも完治出来ると聞いたがホンマかと訊いた。
ガンで余命1年の告知を受けていた私の友人が、先日死んだ話の流れである。
主人が調剤室の中にいる薬剤師に「あの話かな」と問いかけると、薬剤師は応えて、
「米国立ガン研究所の日本人主任研究員が開発した近赤外光線免疫治療法でしょう」。
その治療法はガン細胞の死滅率が極めて高く、ほとんどのガンに適用できるという。
それに転移ガンにも有効で副作用がなく、安価なので医療費の削減にも貢献できるとか。
私が、日本で研究開発して日本の医療技術とすれば良いのにと云うと、主人と薬剤師曰く、
「日本では研究開発費用が出ない、国の予算が付かない、教育体制が悪い云々」であった。
そして、日本にも明るい話があるとして教えられたのが大阪の小野薬品のこと。
平成4年に免疫を使ってガン細胞を攻撃する免疫治療薬「PD―1」という分子が発見された。
発見した京都大学の本庶佑教授らの研究チームと小野薬品が共同研究を進めて来たと云う。
平成25年には、世界的な革命技術として米科学誌サイエンスのトップを飾り、世界中が注目。
そんな話で、あと4・5年生きながらえれば、ガンを罹って死ぬことはなくなる云々であった。
しかし、それまでに余命一年のガン告知をされたらどうするかと云う話になった。
私が、「読みたかった古典を読むとか、行きたかったとこへ旅をするとは云わない」。
「毎日一升瓶を空け、空瓶を数えながら、ボンヤリと日々の移ろいを眺めて死を待つ」と云うと
その薬局の主人曰く、「そんなに飲んだら体に悪い、体調を壊しまっせ」。
私「・・・」(余命一年の体や云うのに、この人、やはり薬剤師)。
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マクワウリ(真桑瓜)、病院の入り口で農家のオバちゃんが一個200円で売っていたもの。
オバちゃんが「割れ目のあるのが食べ頃で甘いよ」と云って選んでくれた。

マクワウリは英名:オリエンタル・メロン、学名:Cucumis melo var. makuwa。
北アフリカ・中東の原産で西に伝わった品種群がメロン、東に伝わった品種群が瓜(ウリ)。
このウリが渡来したのは古く、奈良の縄文遺跡(唐古・鍵遺跡)から種子が発見されている。
美濃国真桑村が良品の産地であったことから、マクワウリの名前が付けられたと云う。
果皮の色については緑色系・白色系・黄色系の3色系統が存在する。
奈良県原産の黄まくわで昭和11年に育成された『黄1号』はマクワウリの基準品種である。
我々が子供の頃からマクワウリを「まっか」と呼んで親しんでいた食べもの・オヤツである。
近縁のマスクメロンが日本の市場に流通するのは大正14年以降の温室栽培に成功してから。
当初は一般家庭には手の届かない高級品であり、庶民はもっぱらマクワウリを食べていた。
一世の人気を博した「プリンスメロン」はマクワウリの一種(ニューメロン)であった。
西洋のスペインメロンの一種(シャランテ)を交配させた品種でサカタのタネが開発したもの。
最近の青果売り場は西洋メロン系ばかりで「まっか」も「プリンスメロン」も見なくなった。
まま、郷愁、あの原風景の様な農家のオバちゃんが売る懐かしい味を買い求めた次第。
今、冷蔵庫に入れてある。